注文住宅でウッドデッキを作るメリットは?

公開日:2019/04/15  最終更新日:2022/04/25

注文住宅のメリットと言うと、持主自身がいろいろとカスタマイズできることが挙げられるでしょう。その代表格の一つとしてウッドデッキがあります。

注文住宅を建てる方の多くがウッドデッキを作っていますが、それにはもちろんメリットがあるからです。では、そのメリットとは一体どのようなものなのでしょうか。

ウッドデッキのメリット

精神的ストレスを和らげる外観の良さ

まずウッドデッキを作ることで一番に挙げられるメリットとして外観の良さがあります。最近の住宅は殺風景の外観が多く、冷たい印象に見えることもあります。特に雑草などの処理が手間取ることから庭をコンクリートで固めてしまうことも多いため、その印象はさらに強まります。

しかし、そこにウッドデッキを設置しておくと、デザイン的にアクセントになるだけではなく、使われる木材によって温かみも生まれます。住宅と言うのは家族が一番多く過ごす場でもあり、視覚的にリラックスできる環境にすることは実はすごく大切なことなのです。

また、部屋とウッドデッキがひと続きになって見えることから、視覚的・体感的に部屋が広くなったように感じることができます。ウッドデッキの上で過ごさなくても、部屋の中からでも開放感を得ることができるというわけです。

家族を精神的なストレスを緩和させつつ健やかに過ごせるため、この外観の良さというのは最大のメリットと言っても過言ではありません。特に、建築費用や土地の広さの関係で家そのものをあまり大きくできないという方にとっては、ウッドデッキを設置することで空間を有効活用することができます。

リビングとの高さが同じことのメリット

メリットは見た目だけかというとそんなことはありません。ウッドデッキは機能的にも大変優れています。特にリビングと同じ高さで外に通じているため、そこで洗濯物を干すのが非常に便利です。

洗濯物は意外と重いので、それをわざわざ持ち上げたり、持ったまま段差を上り下りしたりするのは、体への負担が大きいですよね。洗濯はほぼ毎日行うものなので、女性や高齢者にとっては特に大変ですが、リビングと洗濯物を干す場所の高さを同じにすることで、その負担を大きく減らすことができます。開閉式の屋根を付けるなど、ひと工夫をすれば多少の雨もぬれずにしのぐことなんかも可能です。

また、リビングの延長として使うこともできるというのも大きなメリットです。ウッドデッキは、太陽の光や風を感じながらゆったりくつろぐことができるスペースです。日よけのサンシェードを取り付けたり、テーブルや椅子を置くなど、過ごしやすくなるように工夫をすることで、室内リビングとはまた異なる癒しの空間として活用することができます。晴れた日は気分転換にウッドデッキで食事をすることもできますよね。屋外でコーヒーを飲むだけでも、室内で過ごすのとは違った特別な時間に感じられるでしょう。ハンモックやパラソルを出して、お昼寝するのもウッドデッキだからこそできる贅沢な時間です。

さらに、焼き肉などは室内ですると臭いや煙が籠ってしまいますが、ウッドデッキでバーベキューをすれば家族や友人とのコミュニケーションが増えるだけでなく、臭いや煙の問題を解決することもできます。

他にも、庭をコンクリートで固めてしまう家が多いことは先ほども述べましたが、そこでは地面が硬すぎて、ペットや子どもが遊ぶことができません。ですが、ウッドデッキを作ることで安全で、自由に遊べる空間を設けることができます。プールやシャボン玉、土遊びなど、屋内では難しい遊びを楽しむことが可能です。

ガーデニングをしてみたいという方も、ウッドデッキの上に置いた鉢植えやプランターであれば維持・管理もそれほど大変ではありませんし、気軽に楽しむことができます。リビング等の窓から眺められる設計にすれば、日々の癒しにもつながります。ガーデニングの他にも、流行りのDIYを楽しむスペースとしても活用できます。

このようにウッドデッキには多目的に活用方法があるため、注文住宅を建てる方の多くが、ウッドデッキを設置しているのです。

ウッドデッキのデメリット

ここまで、ウッドデッキのメリットについてご紹介してきました。では、ウッドデッキを設置することに、何かデメリットはあるのでしょうか。

まず言えることは、せっかく設置したにも関わらず、まったく有効活用できないという場合です。「洗濯物はいつも乾燥機で済ませてしまう」「ウッドデッキで食事をしたのは新築の頃だけで、今はただの物置になってしまった」「鉢植えを置いてみたものの、水やりが面倒で枯らしてしまった」など、そもそも自分たちの生活スタイルに本当に合っているのかどうか、設置する前に一度考えてみる必要はあるでしょう。

隣の家との距離が近い都会は特に、外からの視線が気になる可能性があります。開放的で居心地が良いのがウッドデッキですが、他人から丸見えの位置にあるとしたら、洗濯物を干すことですらはばかられます。道路からの目隠しはできても、隣家の2階などから見えてしまう場合もあります。

その対策としては、ウッドデッキの上にひさしを設置するのがおすすめです。上からの視線を隠すこともできますし、直射日光を遮ることで日焼け防止にもなります。リビングへ入る日の光が減ってしまうことが気になるようであれば、可動式の屋根やパラソルなども良いでしょう。

また、ウッドデッキは木屑が出たり、腐ったりするなど、メンテナンスが大変というイメージを持たれて敬遠してしまう人もいます。そのデメリットを解消してくれる存在として、樹脂木材と呼ばれる素材があります。

これはプラスティック樹脂と木粉を混ぜ合わせて作られたもので、見た目は天然木材に見えますが、木屑が出たりしませんし、耐久力も高いためメンテナンスも少なくて済みます。安心して利用できるため、多くの注文住宅のウッドデッキには、この樹脂木材が使われています。

それから、注文住宅の床下には通気口が設けられていますが、ウッドデッキでそれを塞いでしまうと室内の湿気の逃げ場所が失われてしまいます。湿気が籠ると結露やカビなどの原因となってしまうため、ウッドデッキを設置する場合にはその点に注意を払う必要があるでしょう。

他にも、ウッドデッキは庭へと突き出る形で設置をするので、当然ながら庭の面積そのものは減ってしまいます。なので、庭でサッカーやバトミントンをしたり、子どもやペットが走り回る場合、逆にウッドデッキが邪魔になってしまう可能性もあります。そのため、設置をする際は、庭の全体面積とのバランスもしっかり考慮しましょう。

ウッドデッキをつける前に考えておきたいポイント

作る目的をはっきりさせておく

ウッドデッキを作る目的をはっきりさせておくのは、大事なポイントです。目的が明確であれば、作る場所や必要面積が見えてきますし、作ってから後悔する可能性も低くなります。例えば、洗濯ものを干す場所にするのであれば、洗濯機との動線を考えることが大切です。キャンプやバーベキューをしたい場合は、ウッドデッキの面積も考える必要があります。
ウッドデッキは一度作ってしまうと、広さや位置は変えることができないので注意しましょう。

掃除やメンテナンスについて考えておく

ウッドデッキは、定期的な掃除やメンテナンスがとても大切になってきます。なので、設置する前に、定期的な水かけややすりで磨くなど、設置後の手入れについても頭に入れておきましょう。また、ウッドデッキの下が土のままの場合は、光の影響で雑草が育つ可能性がありますので、防草シートなどで対策することが大切です。

屋根を付けるか検討する

ウッドデッキには、屋根を付けることも可能です。屋根を付けることで様々なメリットがありますが、もちろんデメリットも併せて発生します。
メリットは、外観のデザイン性が増すというのはもちろん、雨や雪、直射日光からデッキを守ることもできます。快適性が上がるだけではなく、ウッドデッキを守ることで長持ちにもつなげることが可能です。
対してデメリットは、汚れが落としずらい、冬だと太陽の光が入ってこなくて寒くなるなどがあげられます。開閉可能なタイプの屋根もありますので、ウッドデッキをどのように活用したいかと合わせて、屋根の設置も検討してみてください。

適切な広さはどれくらいか検討する

ウッドデッキを作ると決めても、どのくらいの広さにするか迷う方は多いと思います。そんなウッドデッキの広さは、利用目的から考えるのがおすすめです。
例えば、布団や洗濯物を干したり、ガーデンセットでくつろぐくらいであれば、それほど大きなサイズは必要ないといえます。ですが、ビニールプールなどを置いて子どもの遊び場にしたり、家族で食事を楽しんだりするためにはある程度の広さが必要になります。友人を呼んでバーベキューがしたいと考えている場合は、さらに大きくスペースを確保したいですね。
このように、利用目的から考えるとイメージがわきやすくなります。また、ウッドデッキを設置する庭の面積とのバランスや、屋根・手すりを付けるかどうかで解放感は異なってきますので注意しましょう。

まとめ

注文住宅のカスタマイズでよく選ばれるものにウッドデッキがあり、実際に多くの注文住宅でそれを見かけることができます。ウッドデッキを設置するメリットは、外観の良さで精神的なストレスを緩和させることができるのに加え、リビングと高さが同じ利点を活かした多目的な利用方法にあります。

木屑やメンテナンスなどを理由に敬遠される方もいらっしゃいますが、天然木材の代わりに樹脂木材を利用することで、その問題を解消することができます。場合によっては、せっかく設置したにも関わらずほとんど使わなくなってしまったという人もいるので、自分たちの生活スタイルに合っているものかどうか、設置する前には家族でよく話し合うことをおすすめします。

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